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ま、別にどうでもいいけどね。

 頭ごなしにコミュニケーション不足と言われている今日、本当にそうだろうか。

 例えば、同じ趣味があるもの同士なら年が離れていても話が弾むだろう。しかし、共通の話題が乏しい人と世間話をしなければならない局面に陥ったとき、いったいどれくらい話すことができるだろうか。

 インターネットなど、手軽に情報が手に入るようになり始めた頃から個人個人の興味の細分化が顕著になり、ひいては情報を共有する、つまりコミュニケーションを成立させることが難しくなってきたと思う。

 「最近の若者は飲みュニケーションに付き合わない…」などと年配の方はいうが、世代ごとに共有できる話題がある場合にのみ、飲みュニケーションは生かされるものである。飲みに行ったら行ったで、「話が合わない…」と嘆くのは、「違う価値観の人とは付き合えない」と同意であろう。時間が経つにつれ「違う価値観の人とは付き合わない」になるのも無理はない。

 逆を言えば、興味の切先が狭ければ狭いほど共感できる人との繋がりは深まるだろう。昔は情報源も限られており、マニアックなコミュニティーを探すのも大変で、自然と大多数の人が共有できる価値観にまとまっていたが、今の社会は多様な情報があふれており自分と共通の価値観を持つ者を探すのは難くない。

 結局、なにが言いたいかというと、遊戯王のカード集めに誘うのはやめてください。
by stance-00 | 2006-05-09 17:29 | つれづれ


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